なぜ就職しなかったか。その2
そんなこんなで
やってもいない就活へのヘイトが膨らみ、その勢いで院に進学しました。
私の院は一言で言えば、
社会不適合者の集まり。
夢を追って来た人も多いが、私のようにモラトリアム目当てが多数。
立派な夢追人たちもまた、いろんな意味で社会には順応できない人たちでした。
院ではよくあることかもしれません。
学術に傾倒するあまり会話のキャッチボールができない、人の感情がわからない、極端に冷たい、論理的でないものに価値を見出せないなど、精神科の診断名がつきそうな人たちが多くいました。
もちろん少数ながら人格者もいました。その存在に何度救われたことか。
こんな環境で、私も一応彼らと同じような夢を持ち、彼らと共に学んできました。そのなかで様々な人間関係のトラブルがありました。
詳しくは言えませんが私はそれにほとほと疲れ、彼らと決別したいと思うようになりました。
しかし、このまま行くと彼らと同じ業界に就職することになる。
狭い業界だから接触は避けられない。
それは本当に嫌だ。
私はどうするべきか。
一生関わりたくない人々の中に特攻するか。院で学んだことを捨てて全く別の分野に進むか。
今でも自分の行き先は決まっていません。
現在無職です。